車検シール(ステッカー)は、貼る位置が定められています。好きな場所に貼っていいわけではありません。
今回は車検シール(ステッカー)の貼り方や、貼る場所についてのお話です。
この記事でわかること
車検シール(ステッカー)を貼る位置は?
第六十六条 自動車は、自動車検査証を備え付け、かつ、国土交通省令で定めるところにより検査標章を表示しなければ、運行の用に供してはならない。
道路運送車両法の条文より
検査標章は、自動車の前面ガラスの内側に前方から見易いように貼り付けることによつて表示するものとする。ただし、運転者室又は前面ガラスのない自動車にあつては、自動車の後面に取りつけられた自動車登録番号標又は車両番号標の左上部に見易いように貼り付けることによつて表示するものとする。
道路運送車両法施行規則 第37条の3より
簡単に言うと、「フロントガラスの見えやすい場所に貼りなさい。」ということです。
大体の車はバックミラーの根本の上に貼っています。これは、ドライバーからちょうど死角になって運転に一番支障がない、いう理由でこの位置になっています。
フロントガラスの中央に貼らなくてはいけない、ということではありません。
フロントガラスにフィルムが貼ってある場合は?
フロントガラスの上部にフィルムが貼られている場合は、ずらして貼ることも可能です。
ただし、フロントガラスの貼ることのできるフィルムは、透過したフィルム(透過率が70パーセント以上)に限られます。
そして、フロントガラスの高さの20パーセント上部まで、と決まっています。これらを満たさないと、車検時に剥がさないと車検は通りません。
遮光セラミックコートがついている場合も同様です。
安全性能搭載車も注意が必要
Toyota Safety Senceなどの搭載車両の場合は、フロントガラスに制御用の単眼カメラが搭載されています。
そこに車検シールを張ると当然カメラが機能しなくなるので、避けてシールは避けて貼る必要があります。
車検シール(ステッカー)貼り方ってどうするの?
ディーラーで車検を受けた場合は、車検シールではなく、仮適合章が貼られてくることがあります。正式な車検ステッカーは、後日送られてきます。
その場合、車検シールは自分で貼ることになります。貼り方は、一応車検シールを張り付けてある紙に説明書きがあります。
読めば、大体わかると思いますが、念のため動画もおいておきます。
透明シールを使って貼りますが、曲がらないように注意してくださいね。
車検シール(ステッカー) 貼り直しはできるの?剥がし方は?
車検シールを自分で剥がすことは、そうそうありません。ディーラーや車検事業者に車検を依頼した場合は、当然そこで剥がしてくれます。
ユーザー車検や、貼る位置を変えたいなど、貼り直しが必要であれば、シールをはがさなくてはなりません。
車検シールの剥がし方
少し手間が必要です。フロントガラスにキズをつけるのもイヤですよね。
奇麗に張り直したければ、車検事業者に頼めば行ってくれます。
自動車保険を見直すと、こんなに安くなる!
自動車保険を見直すだけで、平均25000円も安くなった!というアンケートデータがあります。(保険スクエアbang調べ)
何気なく更新していると、結構な金額を損してしまいます。
自動車保険は、期間の途中でも切り替えることが可能です。
この機会に見直してみませんか?
自動車保険を比較することは、とても重要です。同じ保険内容でも、大きく保険料が違うケースが多々あります。
でも、何社も同じようないくつもの項目を入力して、見積もりを比較するのも結構大変です。
こちらのサービスを使えば、一度の入力ですぐに見積もりが届きます。
一度今の保険料と、比べてみて下さい。
【あわせて読みたい】