車検期間

車検には当然有効期間があります。車検が切れた車は当然公道は走れませんし、違反すると厳しい罰則があります。

車検を受けることのできる「期間」も設定されています。

忘れていて「車検期間が切れた!」なんてことにならないよう、注意が必要です。

今回は、車検の「期間」についてのお話です。

車検はいつから受けれるの?

乗用車であれば、車検満了日の一か月前から受けることができます。

車検満了日は、車検証に記載されています。車検証は運行時に携帯が義務付けられていますので、ほとんどの方はダッシュボードで保管せれていると思います。

また、フロントガラスに貼ってある車検のステッカーのにも記載があります。

上記は29年の12月16日が満了日のステッカーです。表の記載は満了の【年月】ですので、必ず裏面で【日】を確認して下さい。

この場合は、29年の11月16日から車検を受けることができます。例えば、11月30日に車検を受けた場合でも、有効期間は31年の12月16日までとなり、有効期間が短くなることはありません。

表面だけで「12月末まで車検があるんだ」と思っていると、大変なことになりますよ。

車検は前倒しで受けることはできるの?

繰り返しになりますが、車検は満了日の一か月前から受けることができます。

何らかの理由により、もっと前倒しで車検を受けたい場合はどうなるのでしょうか?

実際に車検は受けれますが、その場合「継続検査」扱いとはなりません車検を受けたその日から2年間の有効期間となりますので、注意が必要です。

先程の例でいくと、29年の10月15日に車検を受けた場合は、そこから2年後の31年10月14日が車検満了日となります。

つまり、有効期間が短くなってしまうのです。あえて短くする必要はありませんよね。

車検が近づいたら、しておくべきことがある

車検有効期間一覧

車検の有効期間を、車種別に一覧表にまとめてみました。

対象車両 主な車種 検査の有効期間
初回 2回目以降
自家用 乗用 普通・小型 一般の乗用車(マイカー) 3年 2年
乗用  軽 一般の乗用車(マイカー) 3年 2年
特殊 普通・小型 キャンピングカー 2年 2年
運送事業 旅 客 バス、タクシー、ハイヤー 1年 1年
貨物 8t未満 貨物運送事業のトラック 2年 1年
貨物 軽 貨物運送事業のトラック 2年 2年
レンタカー 普通・小型 マイカー型 2年 1年
乗用  軽 マイカー型 2年 2年

10年落ちの車

10年落ちの車は車検期間は何年?

随分昔の話ですが、「10年落ちの車は1年車検」なんてことを聞いた記憶があります。

実際にそんな時代もありましたが、1995年7月の「道路運送車両法」改正により10年超による1年車検は無くなりました。

2018年5月現在は、乗用車の車検の有効期間は、10年を超えていようが2年です。

また、ディーゼル車の車検期間もお問い合わせが多いですが、燃料の違いで車検期間が異なることはありません。

車検は当該するクルマの「種類」で期間が変わります。昔は貨物車の多くがディーゼル車でしたので、そんなイメージが残っているのでしょう。

車検を受ける前に、愛車の査定相場を知っておこう

車検はユーザー車検でない限り、やはり10万円前後はかかってきます。年式が古くなると尚更です。

車検前と言っても、愛車の査定相場は意外と高い可能性も大いにあります。

買い替えも検討してみるべきです。

ですので車検を受ける前に、一度愛車の査定相場を調べておきましょう。

車の査定相場は毎日変動しているので、ネットで調べても最新の相場はのっていませんが、こちらのサイトであれば簡単に調べることができます。

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わずかな入力後、すぐに愛車の査定相場を教えてくれます。

同時に、複数の買取専門店に見積もりを依頼できますので、最高額で買ってくれるお店と金額もわかりますよ。

 

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