車検には有効期間があります。
「車検満了日までに受ければいいや。」と思っていて、ふと気が付くと「もうギリギリだ!」ということもあるかもしれません。
車検をギリギリに受けるのは「得」なのでしょうか。逆に「損」なのでしょうか。
今回は、「車検ギリギリ」についてのお話です。
車検はいつまでに受けなくてはいけないの?
車検は、通常満了日の一か月前から満了日までに受けることになります。
そうすれば「継続審査」となり、次の車検の満了日が変わることはありません。
例えば、2017年6月20日が車検満了日であれば、前月の5月20日から受けることができます。
5月20日に車検を受けても、次回の車検は2年後の6月20日が満了日となります。
満了日の一か月以上前でも車検を受けることは可能ですが、次回の車検満了日が早まってしまいます。
5月1日に車検を受けると、車検満了日は2年後の5月1日です。
逆に車検満了日以降でも車検を受けることも可能です。
そうなれば、「車検切れ」となってしまい、公道を走ることはできませんので、仮ナンバーを取得する必要が出てきます。
ですので、車検は「満了日の一か月前から満了日まで」に受けることになります。
車検はギリギリに受けたほうが得なの?
このようなご質問をいただくこともありますが、答えを先にお伝えすると「NO」です。
またギリギリだと、以下のようなことも十分考えられます。
- 予約をとれないこともある
- 自分のスケジュールに合わせられない
- 代車が無い可能性もある
- 見積もりを複数もらって比較する時間がない
車検業者も、当然限られた人員と設備で車検を行っています。
1日で整備や点検、検査をできる台数のキャパは決まっています。
「今日電話して明日車検」ということも、空いていれば可能でしょうが、すでに予約で埋まっていれば断られてしまいます。
同様に、代車も何台も保有しているわけではありません。たとえディーラーでもギリギリで予約がとれたとしても、代車が無い可能性もあります。
以上のことからも、車検をギリギリに予約することはお勧めできません。余裕をもって(満了日の2週間くらい前には)スケジュールを組んでおきましょう。
余裕をもって予約したほうが「お得」な理由
先程のお話の裏返しになりますが、車検の予約は余裕をもって入れたほうが、「お得」です。
自分のスケジュールに合わすこともできますし、代車も抑えやすくなります。
また、車車検工場によっては「早期予約キャンペーン」ということも行っています。
こういったものを利用すると、少しではありますが割引も適用されます。
期間に余裕があれば、複数の業者から見積もりを取って、比較することもできます。
また、売却する場合の査定相場も調べる余裕があります。
ギリギリでも、愛車の査定相場を調べておこう
車検は、まとまったお金が必要となります。結構な出費ですよね。
年式が経って、車検の回数が増えてくると交換部品も多くなって、なおさらです。
車検は「車の買い替えのタイミング」として一番多い節目です。
車検を通した後で、「売却しておけばよかった!」となるかもしれません。
車検満了日ギリギリであっても、思っているよりも高い査定が付くことも結構あります。
ですので、車検を受ける前に、愛車の最新の査定相場を調べておきましょう。
車検を受けるかどうかは、この金額を見てから判断すべきです。
でも、車の査定相場はネットや雑誌で調べても「最新の相場」は載っていはません。
中古車の相場は、毎日行われている中古車オークションの売買価格に連動して、毎日変動しているからです。
あるのは過去のデータで、参考にもなりません。
では、どうすれば調べることができるのか?
こちらのサイトを使えば簡単な入力後、すぐに愛車の最新の査定相場がわかります。
同時に、複数の買い取り専門店に見積もりを依頼できますので、最高額で買ってくれるお店と金額もわかります。
もちろん無料で使えますので、一度試してみてはいかがでしょうか。
「車検に出すかどうか?」の判断基準にもなりますよ。