軽自動車車検

軽自動車の車検には何を準備しておけば良いのでしょうか。普通車と違う準備物はあるのでしょうか。

間際になって慌てなくて済むように事前に準備をしておきましょう。

今回は、軽自動車の車検に必要な書類についてのお話です。

軽自動車の車検委必要な書類

自動車検査証(車検証)

軽自動車車検証

軽自動車検査協会ホームページより

車検証は運行時には自動車に携帯することが義務付けられています。ですので、通常はダッシュボードに保管されていることでしょう。

万が一紛失した場合は、ナンバーを管轄する軽自動車検査協会で再発行手続きを行ってください。軽自動車の車検証の再発行・再交付には、手数料として300円必要です。

軽自動車税納税証明書

軽自動車税納税証明書も必要です。(コピー不可)

普通乗用車の場合は、納税情報の電子化が行われ、納税証明書が不要で、無くても車検を受けることができますが、軽自動車の場合は必要です。

その理由は、普通車の車検は「運輸支局等」ですが、軽自動車の車検は「軽自動車検査協会」で行われます。

「運輸支局等」と「税事務所」は納税情報を電子化で共有を開始しましたが、軽自動車検査協会は、まだ共有していません。

そのため、軽自動車の車検時には軽自動車税の納税証明書の原本が必要なのです。

ちなみに、軽自動車税納税証明書は直近の分でOKです。 2年分提出する必要はありません。※滞納していないことが前提です。

定期点検整備記録簿

道路運送車両法で、車両の定期点検整備の実施がユーザーに義務付けられています。

この定期点検整備を車検(継続検査)前に行うか、車検後に行うかの選択はユーザーに委ねられています。

通常、業者に車検を依頼した場合は、車検の前に24か月点検を行います。この場合は点検簿にその内容が記載されます。

ユーザー車検の場合は、事前に点検整備を行わず、「後整備」という選択肢もあります。

これは、「検査後に整備を行う」ということですが、なかには整備を行わない人がいるもの現実です。これは義務違反ですし、運転者の安全や周りへの安全を考えると、整備はやはり必要です。

整備不良により、事故が発生した場合に使用者が管理責任を問われる可能性があります。

このような事から平成26年2月17日より、車検時の「点検整備実施状況」等の情報を車検証(自動車検査証)の備考欄に記載することになりました。

軽自動車の「点検整備実施状況」等の記載も平成27年1月より開始されています。

点検整備記録簿なしで、持ち込み車検を行った場合は、使用者本人に「点検整備勧告書」が交付される場合もあります。

自動車損害賠償責任保険証明書

いわゆる「自賠責保険」の証明書です。任意保険である「自動車保険」の証書ではありません。

こちらも新車登録時や前回の車検時に加入しているはずですので、車検証を一緒に保管されているケースがほとんどです。

未加入の車は車検を受けることもできませんし、当然公道を走ることはできません。

ディーラーや民間車検工場などに車検を依頼する場合は、業者が代行して支払います。

ユーザー車検の場合は自分で支払って、証明書を提出します。

自動車重量税納付書

こちらもユーザー車検の場合は自分で窓口で支払うことになりますが、業者に車検を依頼する場合は、代行してもらうことになります。

継続検査申請書(軽第3号様式または軽専用第2号様式)

軽自動車検査協会の事務所・支所・分室の窓口等で入手することが可能です。

業者に車検を依頼する場合は、代行して作成してくれます。

軽自動車検査票

軽自動車検査協会の事務所・支所・分室の窓口等で入手することが可能です。

業者に車検を依頼する場合は、代行して作成してくれます。

その他

使用者の印鑑

以上が軽自動車の車検に必要な書類です。

車検の前に調べておこう!

車検準備

車検は、やはり結構な出費ですよね。年式が経って、車検の回数が増えてくるとなおさらです。

車検は「車の買い替えのタイミング」として一番多い節目です。

車検を通した後で、「買い替えとけばよかった!」となるかもしれません。

軽自動車は人気があって、車検間近でも思っているよりも高い査定が付くことも結構あります。

ですので、車検を受ける前に少しでも買い替えが頭によぎったら、愛車の最新の査定相場を調べておきましょう。

車検を受けるかどうかは、この金額を見てから判断すべきです。

でも、車の査定相場はネットや雑誌で調べても「最新の相場」は載っていません。

相場は毎日行われている中古車オークションの売買価格に連動して、毎日変動しているからです。

あるのは過去のデータで、参考にもなりません。

では、どうすれば調べることができるのか?

こちらのサイトを使えば簡単な入力後、すぐに愛車の最新の査定相場がわかります。

古い車でも高く売れる!入力はカンタン32秒

同時に、複数の買い取り専門店に見積もりを依頼できますので、最高額で買ってくれるお店と金額もわかります。

もちろん無料で使えますので、一度試してみてはいかがでしょうか。

「車検に出すかどうか?」の判断基準にもなりますよ。