車検法定費用

車検の見積もりを取ると必ず出てくる「法定費用」

車検費用の中で、「法定費用」は大きな割合を占めています。

この法定費用とはいったいどのような費用なのでしょうか?また、クレジットカードでの支払いは可能なおでしょうか?

今回は車検の「法定費用」についてのお話です。

車検の法定費用とは?

【法定費用一覧】

自動車重量税・自賠責保険料・検査、登録手数料(印紙代)

法定費用とは上記の3つをあわせた費用です。

その名の通り、法で定められた費用ですので、ディーラーであろうがカー用品店、ガソリンスタンドであろうが、どこで車検を受けてもその金額は変わりません。

ですので、当然値切ることもできません。

それぞれの法定費用について、みてゆきたいと思います。

自動車重量税

車両の重量によって、課税金額が決まる税金です。

新車の購入時と、車検の際に支払います。

【車検時(継続審査時)の普通車自動車重量税の税額一覧】

車両重量 2年自家用(継続検査等時)
◆エコカー減税適用 ◆エコカー減税適用なし
免税 50%減 エコカー 右以外 13年経過 18年経過
0.5t以下 0円 2,500円 5,000円 8,200円 11,400円 12,600円
~1t 0円 5,000円 10,000円 16,400円 22,800円 25,200円
~1.5t 0円 7,500円 15,000円 24,600円 34,200円 37,800円
~2t 0円 10,000円 20,000円 32,800円 45,600円 50,400円
~2.5t 0円 12,500円 25,000円 41,000円 57,000円 63,000円
~3t 0円 15,000円 30,000円 49,200円 68,400円 75,600円

【車検時(継続審査時)の自動車重量税の税額一覧】

◆エコカー減税適用 ◆エコカー減税適用なし
免税 50%減 エコカー 右以外 13年経過 18年経過
2年自家用 0円 2,500円 5,000円 6,600円 8,200円 8,800円

エコカーにつては優遇措置があります。

平成30年4月30日までに新車登録を行った車両は、燃費基準の達成度合により重量税が免税・減税されます。

新車購入時に免税を受けた車両については、初回車検時も免税となります。(残念ですが、初回一回限りです。)

自賠責保険

正式には「自動車損害賠償責任保険」と言います。長いので「自賠責保険」と呼ばれるのが一般的です。

自賠責保険は、車を運行するうえで加入が義務付けられている「強制保険」です。

入らないと車検を受けれませんし、公道も走ることはできません。

違反すれば重い罰則があります。

自賠責保険の対象は、「対人賠償」のみです。

自賠責保険料簡易版【自家用乗用車|普通車】
37ヶ月 36ヶ月 25ヶ月 24ヶ月 13ヶ月 12ヶ月
36,780円 35,950円 26,680円 25,830円 16,380円 15,520円
自賠責保険料簡易版【検査対象軽自動車|軽自動車】
37ヶ月 36ヶ月 25ヶ月 24ヶ月 13ヶ月 12ヶ月
35,610円 34,820円 25,880円 25,070円 15,960円 15,130円

※沖縄や離島は若干の違いがあります。

検査、登録手数料(印紙代)

  • 小型自動車:1,700円(印紙400円+証紙1,300円)
  • 小型自動車以外の自動車:1,800円(印紙400円+証紙1,400円)
  • 軽自動車は1,400円

法定費用はクレジットカードで払えるの?

 

当たり前な答えになってしまいますが、使えるところもあれば、使えないところもあります。

大まかに分けると、

  1. 車検費用全てクレジットカード払いOK
  2. 法定費用は現金のみ、その他の費用はカードOK
  3. 車検費用全てクラジットカード払いNG、現金のみ

といった感じになります。

クレジットカードの仕組みは、車検業者がカード会社に売り上げ合計の数%を手数料として支払います。

法定費用には、当然車検業者も利益を乗せれませんので、2.の「法定費用は現金で」という業者が多いのです。

でも最近は、「全てクレジットカードOK」、というお店も増えてきました。

お近くのクレジットカード払いができる業者を探すには、このサイトが便利です。

楽天車検

郵便番号を入力して、「さらに絞り込む」のメニューの「クレジットカードOK」にチェックを入れれば、ズラリとお店が出てきます。

是非一度、チェックしてみてください。

車検を通す前に調べておこう!

車検を受ける前に

車検は、まとまったお金が必要となります。結構な出費ですよね。

年式が経って、車検の回数が増えてくると交換部品も多くなって、なおさらです。

車検は「車の買い替えのタイミング」として一番多い節目です。

車検を通した後で、「買い替えとけばよかった!」となるかもしれません。

車検間近でも、思っているよりも高い査定が付くことも結構あります。

ですので、車検を受ける前に、少しでも買い替えが頭によぎったら、愛車の最新の査定相場を調べておきましょう。

車検を受けるかどうかは、この金額を見てから判断すべきです。

でも、車の査定相場はネットや雑誌で調べても「最新の相場」は載っていはません。

中古車の相場は、毎日行われている中古車オークションの売買価格に連動して、毎日変動しているからです。

あるのは過去のデータで、参考にもなりません。

では、どうすれば調べることができるのか?

こちらのサイトを使えば簡単な入力後、すぐに愛車の最新の査定相場がわかります。

古い車でも高く売れる!入力はカンタン32秒

同時に、複数の買い取り専門店に見積もりを依頼できますので、最高額で買ってくれるお店と金額もわかります。

もちろん無料で使えますので、一度試してみてはいかがでしょうか。

「車検に出すかどうか?」の判断基準にもなりますよ。