車検不合格

車検は公道を走行するうえで必須の検査です。

基準に合格しない車は危険ですし、環境にも良くありません。

ディーラーや整備工場に車検を依頼すれば、点検整備もセットになっていますので、必要な部品交換をすれば基本的には車検は通ります

でもユーザー車検の場合は、ある意味「ぶっつけ本番」的な部分もありますので、不合格になる可能性もあるわけです。

今回は、「車検に通らない」について考えてゆきます。

車検に通らない・不合格の理由

まず、どんな車が車検に通らないのでしょうか?

車検には検査ラインがあって、項目に沿って順に検査されます。

詳細記事:車検の検査項目って?どこをチェックされるの?

車検に不合格になる理由を全て列挙することはできませんが、代表的な不合格になるケースを挙げてゆきます。

・ヘッドライトの光量不足

・ブレーキランプやウィンカー、ハザードランプが点滅・点灯しない。

・ヘッドライトや他のランプにヒビ割れがある。

・フロントガラスが割れている、ヒビが入っている。

・マフラーに穴があいている、錆びて亀裂が入っている。

・フロントガラスや運転席のサイドにフィルムを貼っている。

・ウォッシャー液がでない。

・車高が低すぎる。

・スポイラーが出すぎている。

・タイヤ、ホイールがボディからはみ出している。

・タイヤにスリップサインが出ていて溝がほとんどない。

・シートベルトの警告灯がついたまま、もしくは点灯しない。

・3列シートなのに1列取り外している。

・ホーンがならない、音量が大きすぎる。

上記以外にも細かな点で車検に通らないケースはありますし、車検の検査項目も追加や変更になる可能性もあります。

車検に通らなかった場合、 費用はどうなるの?

車検は、申請日当日であれば3回まで同じ金額で検査できます。

それでも車検に合格できなかったら、再度申請して検査手数料を支払って、検査を受けます。

その場合も検査は3回までとなります。再検査できる回数はそれぞれですが、地域によっては「3回まで」などと決まっている場合もありますので、事前に確認しておきましょう。

別の日の再検査となった場合は、窓口で「限定自動車検査証」が無料で発行されます。

これがあると、15日以内の再検査であれば、不適合箇所のみ是正を行い、再検査すればOKです。

検査の手数料も1,300円程度で、普通に検査を受けるよりも4~500円安く済みます。

15日を過ぎた場合は、有効期限が切れますので、車検の有効期限が過ぎていれば、当然公道を走行できなくなります。

車検の検査も最初からで、手数料も通常の1,800円程度かかります。

再車検は15日以内に完了する方が何かとお得です。

車を売る

車検に通らないなら、売ろうかな?

車検に通らないなら、お金をかけて車検を通すよりも、「もう買い替えようかな?」という選択肢も出てきますよね。

でも車検に通らない車なのに、売れるのでしょうか?

答えは、「はい、売れます」

引き取った業者は車検に通らない個所を修理して車検に通せば、また公道を走ることができます。つまり再販できるのです。

業者は車の修理は本業なので、「お手の物」です。

ですので、「車検が通らない」となった場合、先にも述べましたが、

・修理、部品交換して再度車検を受ける

・もう諦めて手放す

という選択肢があります。

手放す、となった場合は、「売る」か「廃車」かのいずれかになります。

これは個人の判断で行うべきではありません

もう廃車かな、と思っている車でも結構高く売れたりすることもあるのです。

新車に買い替えるので、「ディーラーに下取り」に出す、という事も頭によぎりますが、下取りでは車検に通らないような車には査定金額はまずつきません。

ディーラーは新車を売ることが本業ですので、下取りした車に手間をかけるようなことはしないのです。

でも出来ることなら、少しでも高い金額で売りたいですよね。

まずは、愛車の相場を調べてみよう

車の査定には「相場」があります。

車をどうするかは、まずは愛車の相場を調べてから判断すべきです。

でも、最新の車の相場はインターネットや雑誌で調べても載ってはいません。

車の相場は、毎日全国で行われている中古車オークションの売買価格に連動していて、日々変動しているからです。

では、どのようにして調べるのか?

こちらのサイトを使えば、簡単に調べることができます。

 

古い車でも高く売れる!入力はカンタン32秒

わずかな入力後、すぐに愛車の査定相場が分かります。また、同時に複数の買取専門店に見積もりを依頼できます。

自宅は当然のこと、こちらの指定する場所に査定に来てくれますので、車検が切れていても大丈夫です。

追伸

少し余談になりますが、日本の中古車は海外でも人気があります。

信頼できるブランドですし、海外の車に比べると走行距離が少ないのが特徴です。

海外では走行距離10万キロの車なんてバンバン走っていますし、20万キロでも驚きません。

車検制度自体がない国もありますし、あっても日本ほど厳しくないのがほとんどです。

ですので、日本で売りにくい(売れない)車は、海外に輸出すれば売れるのです。

買取専門店の中には海外の輸出ルートを持っている業者も当然いますので、愛車の見積もりは複数の業者に依頼すべきです。

先程のサイトから、簡単に複数の買取業者に一括見積もり依頼ができます。

もちろん無料ですので、是非一度試してみてください。