エンジンオイル交換

車は機械ものですので、経年とともに色々な部分が劣化してきます。

ガレージにオイルのシミのようなものがついていたら、エンジンオイルが漏れている可能性があります。

ディーラーや修理工場で見てもらって、オイル漏れなら修理が必要です。

ただ、修理代も結構高くつきます。どの部分の修理かによって異なりますが、オイルパンの腐食による交換などになると3万円以上かかるケースもあります。

それが車検の間際であれば、車検代+修理代になりますので「なんと修理なしで車検を通せないかな?」という思いもよぎります。

今回は「車検とオイル漏れ」について解説してゆきます。

エンジンオイル漏れの症状

エンジンオイルの漏れは、どのようにして発見できるのでしょうか。

駐車場に黒っぽいシミがある

車からは、色々な液体が漏れる可能性があります。

普通にエンジンをかけてエアコンをかけていると、水が車の下にたまります。これは故障でもなんでもありません。

ただ、黒っぽい脂っぽいシミがあると要注意です。エンジンオイルもしくはミッションオイルの可能性があります。

ちなみに緑や赤、ピンク、青などの色のついた液体が漏れていれば、それは冷却水の可能性が高いです。

エンジンオイルが減っている

エンジンオイルの量はオイルゲージで確認することができます。

オイルゲージでオイルの量を確認すると、「あれっ?このあいだオイル交換したばかりなのに、こんなに減っている!」という場合もオイル漏れの可能性があります。

オイル漏れの原因

事故などの外傷もなく、オイルが漏れるということは、ほとんどがエンジン内部の部品の劣化によるものです。

自動車のエンジンは多くの金属の部品でできています。その継ぎ目のシールなどはゴム類で出来ています。

ゴムは新しいうちは伸縮性もあって密閉性も高いのですが、年月が経つたびに経年劣化するため、古いパッキンからオイル漏れが発生するのです。

エンジンオイルが漏れるとどんな問題が?

オイル漏れをそのまま置しておくと、エンジン内部のオイルが減ってしまいます。漏れているのですから当然です。

ピストンやシリンダー等の摩擦が大きくなり、エンジンに傷がつきます。燃費も悪くなってゆきます。

オイルが一定量より少なくなると、エンジンが焼き付いてしまいます。

また、オイルに引火すると最悪の場合、火災の危険性もあります。

オイル漏れで車検は通るの?

車検期限

車検では、「下回り検査」といって、エンジンオイルの漏れがないかの検査があります。

確認の方法は、ボンネットを開けて検査官がエンジンルームを目視します。

下回りは車をラインの上に乗せた状態で、下の方から検査官が目視で確認するものです。

基本的にオイルが漏れていれば、車検は通りません

それに、車検に通る通らない以前に、点検整備の時点で業者から指摘が入るはずです。

車検で不合格になると業者も困るので、オイル漏れを発見した場合は、修理を前提に見積もりを行います。

修理代も業者の利益になりますから。

ユーザー車検なら通る場合もある

ユーザー車検で自分で車を持ち込む場合は、検査官にオイル漏れが気づかれなければ、合格になります。

車検にあわせてオイル漏れが確認できる部分を洗浄したり、エンジンオイル漏れ止め剤を使用するなどして車検を通す方法です。

ただし、こんなことをして車検を通しても、オイル漏れはエンジンの故障や焼き付き、エンジンオイルへの引火の原因になったりと、大きな事故の元となってしまいます。

車検は車の安全基準を確認するためのものですので、キッチリと整備も行うべきです。

 

車検を通す前に調べてみよう

修理代いくら?

車検は、やはり結構な出費ですよね。年式が経って、車検の回数が増えてくるとなおさらです。

車検は「車の買い替えのタイミング」として一番多い節目です。

車検を通した後で、「買い替えとけばよかった!」となるかもしれません。

ですので、車検を受ける前に、少しでも買い替えが頭によぎったら、愛車の最新の査定相場を調べておきましょう。

車検を受けるかどうかは、この金額を見てから判断すべきです。

でも、車の査定相場は毎日変動しているので、ネットや雑誌で調べても「最新の相場」載っていません。あるのは過去のデータで、参考にもなりません。

こちらのサイトを使えば、簡単な入力後、すぐに愛車の最新の査定相場がわかります。

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同時に、複数の買い取り専門店に見積もりを依頼できますので、最高額で買ってくれるお店と金額もわかります。

もちろん無料で使えますので、一度試してみてはいかがでしょうか。